転職して半年。イヤイヤ期です
転職して半年経ちました。(という書き出しで記事を用意していたけど、仕事してたらもっと時間経ってました)
1年前のこの時期は絶賛転職活動中だったことを思い返しながら、転職して成功か失敗かと日々考えるようになりました。日々考えるようになっている時点で、失敗寄りの判定ですよね。
定常業務としては完全に理解した()状態なのですが、まあ変な問い合わせの多いこと多いこと。大ベテランのチームメンバーは「心理的に厳しい」と言い残して、急遽休むことになりました。
最近はわけわからん問い合わせや依頼が増えていて、私もテレワークしながら1人でキレ散らかしていたので、「あーベテランさんもそう思っていたのね」と少し安心しました。
気が休まるまでゆっくりしてください。
金融系JTCのシステム会社にあるセキュリティ担当部署です。セキュリティと言えば聞こえは良いものの、実態としてはDNSサーバー、メールサーバーやプロキシサーバー、それに付随するネットワークのお守りです。
現代において業務でメールとWebが使えないとなると、職種問わずクリティカル。グループ各社合わせて数万人規模になるので、重要システムなのは間違いないのですが、やりがいはないです。
なんかこう、もっとセキュリティセキュリティしたかったなぁという印象。どうせなら。自分のスキルのアップデートとしては何もなく、自分で手を動かすことはないので、エンジニアとしては退化していく一方です。ベンダーさんが作業してくれるので、社内の利用者から申請を受け付けて、要件表に依頼内容を書いて、ベンダーさんに投げつけるだけの簡単なお仕事です。
やたらとリプレイスやバージョンアップが多くて、夜間の作業立会いもやたらと多くて、なんか聞いてた話と違うんよなぁ。
前職だと作業に対する責任の重さがプレッシャーでした。
自分が直接作業をしていたので、何かやらかすと全部自分のせいでした。設計俺!レビュー俺!作業俺!みたいなワンオペでしたので、やらかして寒いサーバールームで30時間連続稼働したこともありますし、オフィスだと邪魔が入って自分の仕事が捗らないから夜な夜なこっそり作ってたパラメータシートに誤りが見つかってやり直しになったり。
その点、現職だとベンダーさんが必ずいるので、依頼するだけ。私はリモート立会い。家で猫を撫でながら電話番。
残業や深夜勤務はそれなりにあるのですが、プレッシャーはないのでかなり気楽です。求めていたことではありますが、これでいいのかな?みたいな葛藤はあります。「エンジニアとして死んだ」という事実を差し引いても、普通ならQoLが爆上がりなんでしょうけど、そうはいかないのが悩ましいところ。
ストレスの原因は人間になりました。社内の知らない人々たちがストレス原因です。
言葉を選ばずに言うならば、日本語が通じない問い合わせや、システム会社内のやり取りとは思えない低レベルなやり取りの数々がストレスです。
一応、弊社はシステム会社ということになっていて、公式サイトの企業理念には高品質!とかプロフェッショナル!とか書いてあるんですね。でも実態としては、ベンダーに全部丸投げですし、投げている案件管理もままならないような部署が多数あるようで、理想と現実はかなりかけ離れている様子。
転職2週間目ぐらいで他部署の人にあれこれ説明してた最中に「先程の”正規表現”ってなんですか?」って問われ、パターンの指定を聞かれてると思って答えたら、「だ!か!ら!その”正規表現”がな!に!か!!って聞いてんの!!」と突然声を荒げられたのも、「・・・え?正規表現・・・わからない・・・ですか・・・?」となったのも懐かしいです。
ある日、振休後に出社して、前日に問い合わせメールに返信打っていたら、「最初の問い合わせから24時間経っていますが!!未だに!!返事がありません!」みたいなお怒りのメールが追撃されて、絶句したこともありました。(そんなルールはない)
「その問い合わせ先は私の部署じゃなくて、A部署の管轄です。あなたがやりたいことはA部署の社内マニュアルに書いてあるので、このURL見てください」って返信したら、「マニュアルの意味がわかりません!もっと!!寄り添った対応をしてください!!」って言われて、再び絶句しました。(問い合わせ先は私の部署ではない)
なつかしいなつかしい。
見渡す限りやばい人ばかり
もうイヤイヤ期になってます。(つづく)
おちごとヤーヤーなの!!
Todo:気が向いたらサムネ用意する